ニガイチゴ(バラ科)
Rubus microphyllus (Rosaceae)
本州、四国、九州の山野に生える落葉低木。葉は互生し、広卵形で縁に重鋸歯があり、3浅裂することが多い。前年枝の冬芽から伸びた身近い枝先に花を1個つける。花期は4~5月。赤熟果実は甘く食べられるが、小核には苦味があり、後味はよくないので「苦苺」の名の由来がある。本種のほか、Rubus属で果実が食べられるものにナワシロイチゴ、クサイチゴ、モミジイチゴなどがある。
→戻る(花:2005.4.24;八王子市南大沢;実:2005.6.4;相模湖町寸沢嵐)