モミジイチゴ(バラ科)
Rubus palmatus var.coptophyllus (Rosaceae)
中部地方以北の本州の山野に普通に生える落葉低木。葉は互生して鋸歯があり、掌状に3~5裂する。花期は4~5月。果実は黄色に熟し食べられる。クサイチゴ、ナワシロイチゴ、ニガイチゴなど食べられる野苺の中でもっとも味に優れる。名は葉がモミジの葉に似ていることによる。本種に代表される木イチゴは「魚の血のある子のごとし」といわれたことから、いちごと呼ばれるようになったというが、定かではない。
→戻る(花:2005.4.23;実:2005.6.4;相模湖町寸沢嵐)