ハナニガナ(キク科)
Ixeridium dentatum subsp. nipponicum var. albiflorum f. amplifolium (Asteraceae)
日本全土の日当たりのよいところに普通に生える多年草。ニガナの変種で、全体にニガナより大型で舌状花は8~10個と多い。花期は5~7月。写真のようにニガナ(小型の5弁花がニガナ)の中にときどき混じって生える。母変種は花が白色のシロバナニガナ。同属種にオオジシバリ、ジシバリ、ノニガナがあるが、この中でニガナの名をもつノニガナがもっとも形態が違って見える。