ミヤマシラスゲ(カヤツリグサ科)
Carex olivacea subsp. confertiflora (Cyperaceae)

本邦各地の山地、丘陵の湿地帯に生える多年草。花期5~7月。茎は3稜形で太い。葉は広い線形で3脈が目立つ。頂小穂は雄性で長い線形、側小穂は雌性で円柱形。名は深山白菅でシラスゲに似て深山に生えるという意味であるが、実際には低山帯に多い。形の似る同属種にアゼナルコカサスゲがある。

miyamashirasuge
→戻る(2005.5.16;八王子市南大沢)