欧州原産の多年草でセイヨウオトギリソウの変種であり、わが国各地で帰化している。葉は対生するが、葉腋から側茎が出る。葉は長楕円形で先は鈍頭で全縁。母種より葉は小さいので名の由来がある。この写真は多摩川関戸橋近傍で撮影したものである。同属の在来種にオトギリソウ、コケオトギリなどがある。名は小米葉オトギリで、他のオトギリソウの仲間に比べて葉が小さいので名付けられた。ヒペリシン(hypericin)を含む。