クヌギ(ブナ科)
Quercus acutissima (Fagaceae)

本州、四国、九州の山地に生える落葉高木。葉は互生し、長楕円状披針形で先は尖り、縁に針状の鋸歯がある。花期4月頃。雑木林の構成種の一つで、その実はアラカシウラジロガシシラカシカシワコナラなどとともに「どんぐり」と称される。名は国木に由来するという。樹皮を樸樕ボクソクと称し、収斂、解毒、消炎、止血の目的で十味敗毒湯など一部の漢方処方に配合する。

kunugi

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