色素となる物質にはフラボノイド、アントラキノン、ナフトキノン、カロテノイドなどを基本母核とするものがあるが、ここでは薬用植物で色素を含み、色素成分が食用色素に利用されるものを挙げる。そのほか、天然色素として利用される植物も挙げておく。
植物和名 | 植物学名 | 成分名 |
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アカネ | Rubia argyi | アリザリン |
オトギリソウ | Hypericum erectum | ヒペリシン |
クチナシ | Gardenia jasminoides | クロシン(クロチン) |
ケイトウ | Celosia cristata | ベタニン |
コゴメバオトギリ | Hypericum perforatum subsp. chinense | ヒペリシン |
サフラン | Crocus sativa | クロシン(クロチン) |
セイヨウアカネ | Rubia tinctorum | アリザリン |
セイヨウオトギリソウ | Hypericum perforatum subsp. perforatum | ヒペリシン |
ヒモゲイトウ | Amaranthus caudatus | ベタニン |
ベニノキ | Bixa orellana | ビキシン |
ベニバナ | Carthamus tinctorius | カルタミン、サフラワーイエロー |
ホソバタイセイ | Isatis tinctoria | イサタンB(インディゴ) |
ムラサキ | Lithospermum erythrorhizon | シコニン |